地震雲の目撃情報が集まる掲示板

同じ場所で少し時間をあけて撮影した２枚の写真を投稿いただいたことから、重要な事実が読み取れます。それは、

「この雲は、水平（＝地面と平行）に東西方向に横たわっており、北よりの風に乗って南方向に流されている」

ということです。

> 雲の左側に飛行機が飛んでいるのですが、飛行機と比べるととてつもなく大きいのが分ると思います。

大気が安定している時、目には見えませんが、上空には「温度／湿度／風向」の異なる、互いに混ざり合わない「空気の層」が何枚も重なり合っています。

地上から見れば、同じ場所を水平に飛んでいるように見える飛行機でも、その高度（空気の層）の違いによって、
・乾燥した層：飛行機雲は出ない（出てもすぐに消える）
・湿った層：飛行機雲がどんどん幅広く成長してゆく
という違いがあり、風向が違うため、別々の方向に流されてゆくこともあります。

以上より、この２枚からは「飛行機雲」の可能性を否定する材料は特に見当たらないようです。
（もちろん、地震雲の可能性を否定するものでないことも補足しておきます）

手前味噌で恐縮ですが、去る秋分の日（2014/9/23）の夕暮れ前後に私が横浜市内から日の入り方向（富士山方面）を撮影した雲の早送り動画です。
http:/
/youtu.be/8FeFNM6lueo
夕日に照らされた飛行機雲っぼいものが何本か見えます。位置関係によっては縦に錯覚しますが、風に流される様子を見ていると、東西方向の水平に横たわってことがわかると思います。