地震雲の目撃情報が集まる掲示板

今現在判明している雲の特性に地震に影響されるものはありません

よって、地震の予知に雲は使えません

こんにちは。
私が持っている地震雲の本には、帯状・直線状の地震雲を目撃してから、2日後に地震が発生すると書かれています。

ただし、地震雲に関しては、【学術的に証明されていない】という事を念頭に置かなければなりません。

「快晴（＝地震雲がない）なら地震がこない」
とか
「地震雲かと思ったけど、飛行機雲だと教えられて安心した」
といった考え方は大きな間違いだ

日本全国どこでも、毎日一定の低い確率で地震災害の危険にさらされ続けている前提を忘れてはならない

目撃／投稿された地震前兆や地震雲がもし本物だった場合はその確率が普段よりも高まることを意味する

しかしその逆「地震前兆や地震雲を見かけなければその確率が普段よりも下がる（＝普段以上に油断しても大丈夫）」は決して成立しないが、その意味や理由はわかるだろうか？

「東京防災」というガイドブック
https://goo.gl/aTpWgq

には「今やろう10の防災アクション」として、地震災害に備えて定期的／継続的に実施すべき行動が具体的に紹介されている

地震雲に注目してスレッドを立てるくらい防災／減災への高い意識があるmakiままは、普段、地震雲を見かけないときでもコンスタントにこの10のアクションをこなし続けているはずだ

地震雲の位置付けをその前提上で考えてみると「普段こなしている対策の上に積み増す、より高レベルの防災行動の発動の判断材料」となるはずだ

普段こなしている対策（10の防災アクション）より高レベルの防災行動の例：
・外出予定をキャンセルする
・地下街に入らない
・エレベーターを使わない
・遠方に避難する
・自宅倒壊に備えて車の中で寝る

> ただし、地震雲に関しては、【学術的に証明されていない】という事を念頭に置かなければなりません。

地震雲に関して念頭におくべきは【提唱者および肯定的に扱う連中の全員が、気象と雲そして統計分析に対する基本知識を欠く】という前提だろう

地震雲という概念が提唱されて30年近く経つにもかかわらず、いまだに科学的アプローチのメスが入った事例が皆無という惨憺たる状況だ

最悪のシナリオだと「自然現象」でなく「心理現象」でしかなかった、というオチで幕引きとなる可能性すら排除できない現況にあって【学術的な証明】への言及など遠く及ばない

こんばんは。
マジレスすると・・・面倒くさいので・・・。

> 地震雲に関して念頭におくべきは【提唱者および肯定的に扱う連中の全員が、気象と雲そして統計分析に対する基本知識を欠く】という前提だろう
>
> 地震雲という概念が提唱されて30年近く経つにもかかわらず、いまだに科学的アプローチのメスが入った事例が皆無という惨憺たる状況だ
>
> 最悪のシナリオだと「自然現象」でなく「心理現象」でしかなかった、というオチで幕引きとなる可能性すら排除できない現況にあって【学術的な証明】への言及など遠く及ばない

ハイハイ、そうかもしれませんネ。

う〜ん、やっぱりそうですか。。。

この前の熊本地震があったときも、子供が怖がって眠れなかったので、車中泊をしました。

それから、気になって地震雲らしきものがないか毎日空を眺めています。
小さな命を守るのは親の役目ですから、、、。
実家も熊本市内ですので、、、（運よく、家の崩壊は免れたみたいです）

飼っている猫や、犬の様子を見ている方が予知の確率は高そう？、、、かな。

> マジレスすると・・・面倒くさいので・・・。
（中略）
> ハイハイ、そうかもしれませんネ。

面倒くささに負けることなく、飛行機雲を知らないゆえに判断を誤る連中に毎回のように返信する青森Ｋ氏としては、そういう連中が無限に湧き続ける現状について、
1)その原因
2)放置することで拡大する悪影響
3)取りうる対策
おそらく2)と3)について思うところあって一肌脱ぎ続けていることだろう
もうひとつ1)に対しても想いを馳せてみてはどうだろうか

> 気になって地震雲らしきものがないか毎日空を眺めています。
> 小さな命を守るのは親の役目ですから、、、。

以前にも、幼い子供を守りたいからどんな小さな情報でも参考にしたいんです、とかいって「屑ネタ」と「情報」の見分け方を知らない親が、肝心の子供をほったらかしにしてネットにかじりついてノイローゼみたいになりかけてた例があったような気がする

えてして、大切な子供を守りたい強い思いがゆえに、デマや都市伝説まがいの情報に振り回されがちだが、それに振り回されて判断や行動を誤ることは、結果として思いと裏腹に子供を不幸に誘導してしまうことになる

あえてこの非常時だからこそ、子供のために正しい知識を持ち、冷静に正しく判断すること、だけは忘れないでもらいたい

「雲の図鑑」がいろいろ出版されているのを知っているだろうか？
https://goo.gl/Y5gIFc

makiまま氏がどれか一つの図鑑を眺めたら、地震雲と思い込んできた雲がたくさん載っていることにきっと驚くだろう
地震雲を肯定的に扱う連中はこんな図鑑を一度も見たことがない、という現実と冷静に向き合える良いきっかけになるし、子供と一緒に雲を眺めつつ図鑑の中のどれなのか探すのも、楽しいひと時となるにちがいない

あと、このサイトの別の掲示板
「防災フォーラム」
https://goo.gl/xB0ChA
で紹介されている、わが子を守る防災心得や、オレが上で紹介した「10の防災アクション」をきちんとこなしておけば、それなりの地震が発生しても身の安全が確保できる根拠のある安心感が得られるはずだ

心の中に「根拠のある安心感」が占める割合が増えてくれば、それと同時に「実用性のない予知まがいの情報にすがる気持ち」が占める割合が下がってくるはずだ

すでにある程度の予測手法が確立しかけてきたなら、このような掲示板を見ることが防災上の参考となる可能性が期待できるが、今はまだ、予測手法はおろか、何が地震雲なのか、そもそも地震雲は存在するのか、明らかになったものは何一つないのが実態だ

今日明日の防災対策に役立つ情報が得られる場ではなく、将来の地震雲検証に向けた情報が集積される場と承知しておくといいだろう